2026年住宅ローン金利が上昇。今選択する住宅ローンは変動?固定?

2026年住宅ローン金利が上昇。今選択する住宅ローンは変動?固定?


2026年、日本の住宅ローン市場は明確に「転換点」に入りました。これまで長く続いた低金利時代から、徐々に金利が上昇する“金利のある世界”へと移行しています。

実際に、2026年に入ってからは変動金利・固定金利ともに上昇傾向となっており、固定金利ではフラット35が約2.4%台まで上昇しています。

さらに、半年前と比べても、変動で0.1〜0.3%、固定では最大0.9%近い上昇が確認されています。

こうした状況の中で、多くの人が悩むのが、

「今は変動を選ぶべきか?それとも固定か?」

という問題です。


結論から言うと、“どちらが正解”という時代ではない一方で、“選び方を間違えると致命的な差が出る時代”に入っています。

本記事では、今の市場環境を踏まえた最適な判断軸を解説します。


1. 2026年は完全に「金利上昇局面」

まず前提として押さえておくべきは、金利の方向性です。

2026年は、日本銀行の金融政策転換により、

  • 政策金利の引き上げ
  • 長期金利の上昇

が進んでいます。

住宅ローン金利は今後も上昇基調が続く可能性が高いとされています

さらに将来的には、

変動金利が2〜3%程度まで上昇すると予想する人が約7割という調査結果もあります。

つまり、

「今が底」ではなく「これから上がる途中」と考えるべきです。


2. 変動金利のメリットとリスク

ではまず、変動金利について見ていきましょう。

メリット:圧倒的な低金利

2026年時点でも、変動金利は0.5〜0.7%前後と低水準です。

毎月の返済額が抑えられるのが最大の魅力です。

同じ返済額でより多く借りられるため、

  • 立地を良くする
  • 物件グレードを上げる

といった選択も可能になります。

リスク:将来の不確実性

一方で最大の弱点はここです。

金利が上がれば返済額も上がるという点です。

例えば、わずか0.25%の上昇でも、

総返済額が約160万円増えるケースもあります。

つまり、

“今安い”の裏には“将来のリスク”があるのです。


3. 固定金利のメリットとリスク

メリット:圧倒的な安心感

固定金利の最大の強みは、

返済額が将来まで確定することです。

金利上昇局面では、これは非常に大きなメリットになります。

家計の安定性を最優先する人には強力な選択肢です。

リスク:すでに高い

ただし注意点も明確です。

すでに金利が上昇している状態でスタートするため、

  • 毎月の返済額が高い
  • 総支払額も増えやすい

というデメリットがあります。

つまり、

「安心を買う代わりにコストを払う」選択です。


4. 今の最適解は「どっちか」ではない

ここまで読むと、「結局どっちがいいの?」となるでしょう。

結論はシンプルです。

“金利タイプで決めるのではなく、自分のリスク耐性で決める”ことです。


変動が向く人

  • 収入に余裕がある
  • 繰上返済を前提にしている
  • 短期で売却・住み替えを考えている

リスクをコントロールできる人は変動が有利です。


固定が向く人

  • 長期保有(30年以上)
  • 収入の変動が大きい
  • 心理的な安心を重視する

安定性重視なら固定が合理的です。

実は有効な「ミックス戦略」

最近増えているのが、

変動+固定の組み合わせです。

これは、

  • 一部を低金利で運用
  • 一部を固定で守る

という戦略で、

今の不確実な時代に非常に相性が良いと言えます。


5. 2026年に絶対やってはいけない選び方

最後に、最も重要なポイントです。

今の時代、以下の考え方は危険です。

「低金利だから借りられるだけ借りる」

なぜなら、

金利が0.5%変わるだけで数百万円の差が出る世界だからです。

これからは、

“最悪の金利でも耐えられるか”を基準に設計する必要があります。

まとめ:住宅ローンは「予測」ではなく「設計」

2026年の住宅ローン選びは、これまでとは根本的に違います。

金利を当てにいくゲームではなくなったのです。

重要なのは、

「どんな未来でも破綻しない設計を作ること」です。

変動か固定かは、その手段にすぎません。

本当に問われているのは、

あなた自身のリスク管理能力です。

この視点を持てるかどうかが、住宅ローン成功の分かれ道になるでしょう。

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